西和賀町沢内にある一点山・玉泉寺 座禅堂新築工事です。
当然ですが一般住宅とは全く構造も異なりますし、宗教的伝統も取り入れた造りになっております。
今回はせっかくなので、「職人技」をご覧いただきたいと思います。
足場を撤去した今、こんなに間近で見る事は難しいところや、職人たちの持つ腕を是非!
ちなみにこの座禅堂は池の上に浮かぶ・・・です。
さて、どういう意味なのでしょうか?!
まずは着工前から。
池の水を抜き、掘削作業の開始です。
基礎工事に入りました。鉄筋を組み終えました。なんだか迫力を感じます。
石の基礎です。材料の数も重さも一般住宅の何十倍にもなります。池の中で沈む・・・なんてことはありません。
形が見えてきました。
軒裏です。
天井の造作中です。この大工さんは何を造っているのでしょう・・・?
これです。美しくありませんか?完成で見ると・・・・・・・後半でUPします。
枡組です。この技も伝えていかなければ残せない伝統ですね。
屋根を支える垂木です。角と角を組み合わせたこの垂木は日本の伝統的な手法なんだそうです。非常に均整の取れた美しさです。
さて次は何にかわるのでしょうか?
畳下の脚になったのがご覧いただけますか?
先程の天井の造作でご覧いただいた部分、現在はこのようになっております。
こうして完成した座禅堂の内部です。
一部をアップで見てみましょう。
建具は全て住職がデザインなさいました。
住職が長年温めてきた想いを私達がカタチにして行くということにとても重みを感じ、また環境が違うせいか普段よりもゆっくりとした時間を感じながらお仕事させていただきました。
小上がりになっている畳の上で寝食をし、ただひたすら心を無にして座禅を組み、数週間の間ここで生活を送る修行をする場なのだそうです。
その為、要所要所に意味のある細工が施されてあります。
例えば小上がりの框は一般的な寸法より大きく、それはここが食事も際のテーブル代わりとして使えるように・・・などなど。
見学はいつでも可能なそうですので是非一度見ていただきたいと思います。